細胞に学ぶ!プラスとマイナスをもつポリエステルでリサイクル効率化に挑戦
化学生命工学部 化学・物質工学科 河村暁文 教授
※動画中に表示された職位(准教授)は動画が制作された当時のものです。
プラスとマイナスの電荷を有する細胞膜表面の構造に学んで,ペットボトルなどに使われるポリエチレンテレフタラート(PET)の分子骨格にプラスとマイナスの構造を導入した,双性イオン型ポリエステルの合成に成功しました。この双性イオン型ポリエステルは,水だけで油汚れを洗い流すことができます。また,接着剤としてもつかうことができ,酸性溶液に漬けると接着部分を剥がすことができます。 本研究は,(独)環境再生保全機構の環境研究総合推進費(JPMEERF20203R01)により実施しました。
関連キーワード
プラスチック/リサイクル/はつ油性/接着剤
この動画の先生について
河村暁文
カワムラアキフミ
化学生命工学部 化学・物質工学科 教授
専門は高分子化学です。医薬・医療に必要な要素を化学構造に落とし込んで,これを基に新しい高分子を設計して合成することにより,新しい医用材料の創出に挑戦しています。
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