走査型プローブ顕微鏡を用いた高分子フィルムの圧電性評価
システム理工学部 電気電子情報工学科 宝田隼 准教授
強誘電性高分子は電気をかけた方向を記憶できる特殊なプラスチックで,プラスチック内部の分子が電気をかけ終わった後もかけた方向に整列したままであるために物質内で自発分極と呼ばれる電気の偏りが生じます.この特殊なプラスチックは外部から力を加えると電荷(正と負の電気)が現れたり,弱い電圧を加えると歪みが生じたりします.このような性質は圧電性と呼ばれており ,この性質を活かして環境発電(エナジーハーべスティング)デバイスへの応用が期待されています.
わたしは,この圧電性を評価するために,走査型プローブ顕微鏡を用いた新しい技術を開発しています.詳しくは動画を見てみましょう!
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走査型プローブ顕微鏡/高分子/圧電性/強誘電性
この動画の先生について
宝田隼
タカラダジュン
システム理工学部 電気電子情報工学科 准教授
高分子フィルムの圧電性評価やセンシング・アクチュエーティング・エナジーハーベスティングへの応用を研究し、環境に優しいバイオマス生分解性がありかつ圧電性のある高分子を開発している。
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